Ubuntu22を使っていると、
- メモリ使用量が気になる
- swapがどれくらい使われているか知りたい
- キャッシュを整理したい
と感じることがあります。
この記事では、
✔ swapメモリの確認方法
✔ メモリキャッシュの解放方法
✔ cronで定期的にキャッシュを解放する方法
を、基本からシンプルに整理していきます。
■ swapメモリとは?
swapメモリは「メモリの予備スペース」です。
物理メモリ(RAM)が不足したときに、
ディスク領域を一時的にメモリ代わりとして使います。
作業机がいっぱいになったときに、
横にあるサブ机を使うイメージです。
■ swapメモリの確認方法
まずは今の状態を確認してみましょう。
freeコマンドで確認する
free -h
確認するポイントはここです:
- Swap total → swapの総容量
- Swap used → 使用中のswap容量
- Swap free → 空き容量
現在どれくらい使われているかが一目でわかります。
swaponコマンドで確認する
swapon --show
または
cat /proc/swaps
どのswapファイルが使われているかを確認できます。
■ メモリキャッシュとは?
Linuxは空いているメモリを有効活用します。
ファイルアクセスを高速化するために
キャッシュとしてメモリを使っています。
そのため「メモリが多く使われている」ように見えても、
実際はキャッシュであることがよくあります。
■ メモリキャッシュの解放方法
キャッシュを整理したい場合は、次の手順で実行します。
① ディスク書き込みを反映
sudo sync
② キャッシュを解放
echo 3 | sudo tee /proc/sys/vm/drop_caches
数値の意味は次の通りです。
| 数値 | 内容 |
|---|---|
| 1 | ページキャッシュのみ解放 |
| 2 | dentriesとinode解放 |
| 3 | すべて解放(一般的に使用) |
■ cronで定期的にキャッシュを解放する方法
サーバー用途では、定期的に整理したい場合もあります。
① rootのcronを編集
sudo crontab -e
② 毎日3時に実行する例
0 3 * * * /usr/bin/sync; echo 3 > /proc/sys/vm/drop_caches
※ rootで設定するのがポイントです。
■ 注意点
- 通常はキャッシュを無理に消す必要はありません
- Linuxは自動でメモリ管理を行います
- 頻繁に解放するとパフォーマンスが下がることがあります
基本は「必要なときに実行する」くらいがちょうど良いです。
■ まとめ
| 項目 | コマンド | 内容 |
|---|---|---|
| swap確認 | free -h | swap使用状況確認 |
| swap詳細 | swapon --show | swapファイル確認 |
| キャッシュ解放 | echo 3 > /proc/sys/vm/drop_caches | メモリキャッシュ削除 |
| 定期実行 | sudo crontab -e | cronで自動化 |
■ おすすめ読者
- Ubuntu22のメモリ状況を整理したい方
- VPSや自宅サーバーを運用している方
- swapの動きを確認したい方
- メモリ管理の基本を押さえておきたい方
メモリの仕組みを知っておくと、
トラブル対応がかなりスムーズになります。

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